2002/09/16 B型ベビーカー推参の巻き


シラサキ家に新車がやって来た。
新車といっても、7ヶ月になる若旦那のベビーカーである。いわゆる「B型ベビーカー」というもの。ベビーカーには、生後2ヶ月くらいから使うA型ベビーカー、7ヶ月から2歳まで使うB型ベビーカーがある。A型は、リクライニングできてクッション性が高く、大型で重たい。B型は、行動範囲が広がるお座りのころから使い、コンパクトで軽い。Aは安全性と快適性、Bは機動性…ということらしい。

さて、さっそく散歩に出かけて驚いた。フハッ!一括りにベビーカーといっても全く別の乗りものではないですか。押している感覚が明らかに違う。A型はフレームに弛みがあって(それでショックを吸収しているらしい)、ズリズリと箱を押していく感覚が強かった。一方B型のフレームは、固めな上に車体がコンパクトだから重心にばらつきがない。つまり、少ない力で動く気がする。グリップ位置が高くて、ほんと軽く手をかけて歩くだけで自然と車体が進んでいく感じだ。(ちゃんと握っていますが)機動性重視とはこういうことなのか。うーん、B型は華奢だと不安視していたけど、なるほど良くできていて感心するばかりだ。

分かりやすくいうと、子連れ狼度が高い(何だそれ)。B型にも当然弱点があって、日除けシートが短い、ガードが少なく防備薄、フレームが堅いので傾斜に弱い、長時間だと子供が疲れるなどなど、A型以上に注意が必要。A型の方が箱形で子連れ狼風なんだけど実は逆で、機動性がアップして2人の視線が前に向いている分、せまりくる敵に対応しやすいのだ。

ちなみにお散歩中の強敵は、くわえタバコ、自転車、大きな鞄の3点だ。目の前に現れるとほんとドキッとする。賢明なる読者諸君に、どうか歩道では、くわえタバコで大きなカバンを振り回しながら自転車で疾走するのは止してください、というのは筆者の蛇足であろうことよ。